トラックメーカー「いすゞ」の車種について

トラックでおなじみの自動車メーカー「いすゞ」が販売しているトラックの車種についてご説明します。同社は、かつては乗用車の製造も行っていましたが、1993年に自社での乗用車製造を中止し、以後は他社のOEM供給のみで乗用車を販売していました。現在は、トラックとバン、大型バス、そしてディーゼルエンジンを製造しています。さて、同社のトラックは、大きさ別に3つの車種が販売されています。最も小型のトラックは「エルフ」という名前で販売されており、平ボディ車、ダンプ車、カーゴ車など、様々なタイプが用意されています。1959年から販売されているエルフは、世界でも極めて厳しい排出ガス基準に適合しており、優れた走行性と高い環境性能を両立したトラックです。また、エルフは一部のものに限り、現行の普通免許でも運転することが出来ます。

車両総重量が5トン未満のものであれば、道路交通法改正後に出来た「中型免許」を持っていない人でも運転出来ます。トランスミッションも、従来のマニュアルトランスミッションに加えて、クラッチ操作がいらないオートマチックトランスミッションを搭載したものも展開されています。オートマチック限定免許の人や、クラッチ操作に不安がある人でも楽々運転出来ます。エルフは、大手宅配業者の配達やコンビニ、スーパーなどの商品配送に幅広く使われているトラックです。また、エルフより大きいトラックは、「フォワード」という名前で販売されています。こちらのトラックは中型免許の取得が必須です。

ただし、中型免許制定以前に免許を取得した人は、一部のものに限り運転出来ます。1970年から販売されているこのトラックは、1974年に中型トラックとしては初となるオートマチック車を追加したのが特徴です。

大手宅配業者の配送の他に、建築資材や食品輸送などに広く使われているトラックです。食品輸送向けのものは「クール仕様」として展開されており、冷蔵仕様と冷凍仕様の2種類が販売されています。同社の最も大きいトラックは、「ギガ」と言う名前で販売されています。このトラックは、1994年から販売されており、1997年に大型トラックとしては初となるエアバッグを標準装備しています。また、現行のモデルはドライバーの長時間運転をアシストする機能を搭載しており、ドライバーの負担を軽減する工夫がされています。主に大手宅配業者の荷物を運ぶ「路線便」に使われており、インターネットショッピングが普及した今、私たちの生活に欠かせない存在となっています。